2002/06/30

中部のダム&沼


波乗りは波を求め、 SURFTRIP を夢見る
釣り人は未だ見ぬ湖面に思いを馳せ、 FISHTRIP を夢見る


今年も始まった恒例の遠征月間
今回は前回の仙台に続き、名古屋の赤カルさんに
ガイドをお願いし
琵琶湖周辺の沼を目指した


今年の遠征のテーマはカヌーイング
カルさん自慢の赤いナバロレガシーに便乗する


木曜日に仙台から戻り、金曜と土曜の夕方まで家族サービス
そして、天候が崩れ始めた土曜の夕方、福岡空港を発った

どんよりと曇った雨雲を突き抜けた飛行機の窓から、別世界を垣間見る

それからすぐに漆黒の世界が訪れ、しばし眠りにつく
機内サービスがいつきたかも気付かずに

「当機はまもなく名古屋空港へ着陸します」

機内放送で目が覚め、これから始まるFISHTRIPに高揚



FISHTRIPには頼れる小道具たちが欠かせない
keywordはコンパクト&堅牢
小さくて明るいヘッドライト
強靭で扱いやすいプライヤー
コンパクトで高機能なオイル



程なく名古屋空港に降り立つ
空港前で家路につく人
これから見知らぬ地に心躍らせる人
彼らを迎える車
そのなかに赤いカヌーを装備した車を見つける

挨拶もほどほどに早速出発
目的地には2,3時間で到着するとか

すぐに向かうには少々早すぎるが
高鳴る鼓動は仮眠など許さない
予定を変更し、途中のリザーバーで
ナイトカヌーイング


心配された雨はいつのまにか止み
ぼんやりとヴェールに包まれた月が
湖面を優しく照らしている

CALM

その言葉が似合う夜

「出ればでかいっすよ」

その言葉、実は聞き飽きていた
もちろん事実に違いないのだが

ここで数々のランカーを仕留めた逸話も耳にしている

だが


相棒が最初に仕留めた魚は決してランカーとはいえず・・


もちろん俺が仕留めた魚も・・


この湖の住民たちは控えめに反応してくれた

夜が開け、湖の全貌を目の当たりにした
こんな美しいロケーションの中
湖面に映える赤いカヌー

絵になる風景だ

俺も絵の中にいるのだろうか


他の釣り人がちらほら現れた頃
俺たちは引き揚げることを決めた



早めのモーニングを
その優雅な気分とは似つかない
コンビニの駐車場で


それから

襲い来る睡魔との死闘を迎え
その誘惑に打ち勝った頃
眼前に広大なカヴァーが広がった


久しぶりのカヴァーゲームに
やっと眠れるという安堵感など吹き飛ぶ

早速赤いカヌーを漕ぎ出す

パドリングに拘る彼
決してエレキを使用しない


しかし、このカヴァーをすいすい移動するには
パドリングが適している


今シーズンの相棒たち


雨脚が強くなり
愉しみを終えた

漆黒の都会に戻り、しばし回想する











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