2003/10/04

初原チャリ釣行


単身赴任先の横浜で始めてのフリー休日
つわけで、かねてより計画していた原チャリ釣行を決行

どこに行こうか迷ったが、某川は流れがきつく
川下りしか出来なさそうだし、とある情報より
横浜からならフェリーで房総が楽だということで
2年ぶりの房総野池釣行に決定

前日は飲みだったので、土曜は荷物のパッキングから始める
なにせ積載量の少ない原付バイクである
いかにコンパクトにまとめるかが課題だった
といっても、パッキングは年中出張している俺の
得意分野
なんとか荷物を最小限にまとめたが
果たして全部積めるだろうか?

4っつに分けて梱包


ちなみに中身はこんな感じ
@遠征用の自作ロッドケース
(渡辺の竿袋に雨どいを入れただけ)
Aジョイクラバック(浮輪・バー・小物入れバック・フィン・ポンプ)
Bベネトンバック(ネオプレン・グリップ・リール・虫除け他小物)
Cリュック(地図・タックルボックス・ライジャケ・着替え・タオル)

と、厳選された必要最低限の一泊釣行装備

これらをあのちっこい原チャリに乗せるとこんな風

リュックは前かごに、ジョイクラケースは後部荷台
ベネトンバックはメットインスペースに

てなわけで、なんとかなりそうである
最後にロッドケースを側面にベルトで固定して完了

この時点で朝9時過ぎ
8時半に起きたにしてはまぁ、早いほうだろ

なんとかなるもんだ

てなわけで、いざ出発!

で、走り出したんだけど、まず燃料がヤバいことに気付く
さっそくスタンドに入るが、これがめんどくさい
給油するには後ろの荷物を一旦降ろさなければならないのだ
しかし、安い!満タンで300円しない
これでどこまで走れるか不安だが・・・

というわけで、第一のチェックポイント久里浜港に着く
と、その直前で美味し気なラー屋を発見!

ラーメン 田島家

ちょうど昼時だし、こんな場所だから外し覚悟で入店
しかしだ!

めっちゃうまい!!

この店、スープの濃さ、脂の多さ、麺の固さが指定できて
なおかつ麺は関東では珍しい細めんである
かなりの俺好みで600円なり

おまけにスープはとろみのある醤油とんこつ?
深みがあってたまりません
房総釣行時の必須チェックポイントになりそうである

それから程なく港のバイク乗船場所に向かう

俺もライダーの仲間入り?

秋晴れのピーカン休日なもんだからツーリングも多い

しかし、余裕かましてライダー気取ってたら
なんと俺の前で満車になってしまい次の便へ
しょうがないから休憩所で(-.-)y-~~~
次のフェリーまで30分ほど待って乗船

転倒防止される我が愛車

しかし、原チャリだと高速に乗れないから遠征は厳しいと思ってたが
この方法ならなんとか大丈夫である
しかも乗船運賃は高速代よりはるかに安い往復2010円!
癖になっちゃうかもしれないのである

空いた時間にタックルチェック 案の定寄り弁になってる

船内は意外と広々として、ちょいと高級ムード
妻の実家に向かうフェリーとは大違いだ(汗)

一昔前の劇場のキャバレーみたい

出航して30分ちょっとで房総の玄関?金谷港に到着

なつかしい房総のにおいである
久しぶりに走る道を目的の野池に向かって走る

しかし、さすが原チャリ
渋滞してないとガンガン抜かれて危ないのである
しかも左端に寄ると道が凸凹で車体がポンポン跳ねる
死にそ〜(笑)

しかしちょいと車が増えると原チャリの本領発揮
横をすり抜けて必ず一番前に躍り出る
渋滞なんか関係ない

原チャの制限速度は確か30キロだが
フルスロットルで55キロ、下りだと60以上は出てるだろう
それほどストレス無く現着

ストレスといえば運転しながらマップ確認出来ないこと
いちいち止まらないと片手運転はヤバくてできない
昔400ccに乗ってた頃はタンクにマップ貼り付けて
運転しながらでも確認できたけど
原チャは片手離すとフラフラして危ない

といっても所詮原チャリだから、ちょいと横に止まればいい
カーナビ付いてたら完璧なんだけどな

目的の野池は初めて行く場所
3年以上前に50アップの実績あり(情報古すぎ)
昔一度探したが、入り口が見つからず断念した場所である
しかし、今回は素直に発見できた

15時現着

なんと侵入路は軽トラでも厳しいくらいの林道
おまけに駐車スペースなんかありゃしない
こりゃ車の人はこれないね

しかし、原チャリすげぇよ
ゴンゴン林道登って野池の横まで楽勝で入っていきました

この道が見える?
こんな道・・まず車は入って来れまい

しかし原チャリは全然平気なんだな

早速荷物を開梱し、スタンバイ
後ろのバックがかなりひん曲がってる
やはり純正のちっこい荷台では不安ではある

スタンバイしていると地元の少年たちがオカパーリしている
つれた?と聞くと、20センチ位のが一匹とのこと

少年たちの邪魔にならないように入水

今回は久しぶりに2600&ActionRod

房総浮輪釣行といえばやはりダイレクト&古ソリッドグラスが気分
というわけで、最近6ft竿にフリースプールばかり使用していたが
久しぶりにオールドの出番(つか6ft竿も古いのだが)

ダイレクトといってもAbu2600はフリーハンドルのダイレクト
ストレス無く5/8ozが飛んでいく

久しぶりのブッシュ&深いオーバーハングを攻める
くぅ〜!これぞ房総!ねちねちですな!(松井風)
最近カヌーばっかりだったので新鮮で面白い

しかし、いつもながら反応はいまいち

今回久しぶりにザウルスの新製品を買ってきた
これはなかなかに良いです

ちょいとウェイトがあるんだけど、いい具合にダートする
ポップ音もいろいろ調整できて、優等生ダーターって感じ

かなり気に入りました(名前忘れました)

ひつこくねっちり動かしているとやっと反応
20センチくらいのミニバスである

久しぶりの房総バス

これが房総いつものサイズだ(俺だけだろ笑)

なんだかんだでだんだん夕マズメになり反応が出てきた

はやり羽物は房総で好反応

またしても同じサイズだが、出方は激しかった

今度はちょっとマシなサイズ  Moonプロトにて

オカッパの少年の前でやりました(ヒーロー!)
おかっぱの少年たちから
「それ、もって帰るの?」と聞かれ、Noと答えると
「この前味噌焼きしたら美味しかったよ!」とのこと
最近の少年バサーは持ち帰って食うもんだと教育されているのか?
ブラックは害魚ですから、釣ったら
キャッチ&イートしましょう!
とか学校で習うのだろうか?

俺、川魚嫌いだし 食いません

またまたチビ


すこしはマシか?Medakaにて

Dianaにて最後の一本

おかっぱ少年たちもトップを引き倒し
同じく子バスを何本か獲ってた
しかし、サイズがあがんねー・・

ま、久しぶりの房総復帰戦はこんなもんでしょ

と、暗くなってきたので今日はおしまい
予約しておいた宿に向かう

フェリーだと朝マズメに間に合わないので
一泊して朝〜昼までやって帰る予定
宿は格安の3500円なり(ちょい不安)

と、その前に超久しぶりに館山のSHOP
「SOUTH END」さんに立ち寄りご挨拶
久しぶりに遠藤さんとお話する(2年以上ぶり)
釣りの話よりバンドとか音楽の話をした
もともと遠藤さんは音楽業界にいたんだって
知らなかった
相変わらずスカパーとか雑誌の取材とかで忙しそうだが
店内にはハンドメから新作までいろいろ取り揃えてあり
房総の釣行には力強い味方である
この近辺の情報収集とか、久しぶりにいろいろお話して
当サイトの宣伝もしておいた
Safariのちよだサンたちもよく来るンだってサ

館山釣行のチェックポイント

というわけで、ちょいと寄り道したが宿宿!

狭いけどまずまずや

目的のホテルは程なく見つかりチャックイン
フロントにはおばちゃんと犬と赤ちゃんがいました
このホテルは
犬と赤ちゃんに挨拶しないと泊まれない
らしい(笑)

で、早速冷えた体を風呂で温める

大きめのジャグジー風呂

フロは広くてまぁまぁ、これで一泊3500円ならいいんじゃないかな

ケロリン

懐かしいフロ桶を発見
昔は銭湯にいっぱい積んであったけど
最近見ないものだ
ちょいと欲しくなった

暖まって、部屋に戻ってフック研いで爆睡

翌朝は4時に起きてこっそりチェックアウト
まだ真っ暗の中出撃

暗いとなかなか目的の野池の道がわからない
なんとかたどり着いた時には朝焼け

うつくしかぁ〜〜

てなわけで、これも昔結構釣れた池に入水
なんだか静か過ぎてちょい不安
一番生命感のあふれる時間帯に全く生命感が無い

怪しいので、絶対ついてそうなポイントだけ
手早くチェックするが、無反応・・・見切る!

次に向かったのはちょいと離れた池

彼岸花が美しい

結構ロケーションはいいのである

この時点で8時くらいかな?
なんだか濁りがすごい
そういえば、昨日遠藤さんもターンオーバー
がきついとか言ってたな

あんまそーゆーこと気にしないで釣りしてる俺

しばらく美味しげな場所をやってたんだけど
反応はやはりいまいち、つーか無い

オーバーハングの奥の奥にMoonプロトをキャストして
ワンアクション、ポーズ、ツーアクション

ガボン!

出た!

ギューンと持ってく、こりゃいいサイズだ!
うねる魚影は40up確実!

と、クリッカー入ったのでジージーうるさい
クリッカーいじってたらラインが緩み・・バラシ!
ぐぉ〜〜!

でも、今日はいけるんじゃないか??
と、いつものように妄想自慰行為開始

しかし、それから再び無反応状態が続く

しばらく流していると
岬の先端にペンシルを通した時にやっと出た

相変わらずのサイズである(泣)

ちっこいけど、ペンシルに飛びかかってきたのでよしとしよう

それから延々やったけど、反応なし

なし

なし

あ〜〜疲れた 時刻は11時
結局あのバラシが唯一のワンチャンスだったんだな
最近このワンチャンスをモノに出来ない俺(泣)

今日はこれで帰ろう!

というわけで、帰路に着く

帰りにパッキングを済ませ
原チャにまたがってちょい不安を覚えた
オイルのランプが付き、ガソリンもほとんど無い
しかもここは山の中

カラータイマー点灯 ウルトラマン危うし!

う〜んダイジョブでしょか?

しかしながらなんとかふもとのスタンドまでたどり着き
オイル&ガスを補給して帰る(ほっ・・)

つーわけで、初の原チャリ釣行は釣れなかったけど
十分遊べることが判明
これからが楽しみである






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