2003/11/15

浮輪てんぷら


今回は昔っから
「いつか一緒に!」
が合言葉だった沢崎さんとの初釣行

前回も、もう
イク寸前までいったのだけれど
俺が急遽家庭の
やむなき事情により帰省したため
今回に持ち越したのである

思えば沢崎さんとはあちこちの掲示板でニアミス
しており、俺と同様、かなり昔からの
釣り掲示板荒らし仲間なのである(笑)

つわけで、今回
申し訳なく沢崎さんに
うちまでピックをお願いした
東京方面からはいっさんにも迎えに来てもらったが
沢崎さんはさらに遠いので非常に申し訳ない

と、当日は前回J-CUPの途中で
生き別れになった
坂さんからタックルを受け取ることになっていた
が、坂さん仕事で大阪に行っており、戻る予定が
大阪〜京都間大渋滞で間に合わないとのこと

幸いタックル自体は坂さんの自宅にあるそうなので
急遽原チャで取りに行くことに
これでなんとか行けそうである

坂さんTHANKS!

で、沢崎さんと予定通り待ち合わせて、
でっぱつ!
沢さんは掲示板のイメージどおり、つかイメージ以上に
マシンガントークなお方
俺が気後れしそうなくらいに話題の
展開が速い
道中は道間違えそうになりそうなほど会話に夢中
(つか、お互い言いたい放題で、
一方通行な幼児の会話(笑))

沢さんは昔っからZEALのファンだ
でも、ZEALに興味のない俺でも結構話があうのは
釣りに対してがっつきタイプで俺と同じ感じだから(笑)
寝たり、ゆっくり飯食ったり、休んでる暇があったら
とにかくキャストしろ
でしょ!(柏木風)
その点においては俺と同じ(笑)

てなかんじで、あっという間に房総着
この季節にまだ真っ暗なうちに房総入りするとわ!(笑)

で、ちょうどMダムのそばまで来たので
浮きましょう!ということに

沢さんはわりとここによく来るそうだが
俺はあまり馴染みがない
過去、夏に2回、冬に2回くらい浮いたきりだな
フェラ師が多くてあまり良いイメージないのよ

でも沢さんのガイドで足場の良いところからエントリー
反応はいまいち・・・つか、無い(これ、基本)

そうするうち、桟橋にわいわいフェラ集団が集結する
そして、合図と共に一斉に
出走!!

競艇みたい

手漕ぎボートの引き波で浮輪が引っくり返りそうになる
ものすごい勢いでポイントに入るフェラ師たち
俺が投げようと思ってたポイントは
あっという間に
フェラーリで満車である

こらあかん、てなわけで沢さんと落ち合う
どうも水が悪くてだめっぽい

沢さん結構背が高いのよ


ひっかけちゃい

てなわけで、上がって朝ごはんタイム

風除け持って来るあたりはかなり慣れてるね

お湯を沸かしてラー食った
冬はやっぱ汁物に限るね!

さて、これからどうしよか?と考えて
俺が以前から気になってた池を探しに行くことにする

そこはメジャーレイクに程近いんだけど
今まで情報が無く、道も確認できていない

近くまで行って、沢さんと山中をうろうろ
オリエンテーリング

この人はこの格好で山歩きするのだ

しかし、山道からは目的地が確認できない
目的の尾根から谷を探すけど池はなさそう

と、違うルートからアプローチすると
怪しげな民家の奥にある堰堤らしき高台を見逃さなかった!
これわっ!
やはり、ここにひっそり隠されていたのである
う〜む、
野池ハンターだな俺たち

この奥に池があるとは・・・

さっそくスタンバイして入水!

ものすごく雰囲気よい

そりゃもうお宝発見!って感じのナイスな池なのだ
もう、魚確認する前からキャーキャーなのだ
妄想オナニー炸裂!花びら大回転!

しか〜しだ・・・半分も行かないうちに魚がいない気がしてきた
これだけ未開の場所で、魚がいるんなら何か反応があるはず

な〜んも反応がないので、ここは魚がいない!
と、判断して上陸
それにしても、とっても良い池で、気持ちよかった

そこから、今度は俺の
2年前のホームへ向かう
今はほとんど
ホームレスみたいなもんだけどね

着いてスタンバっていると鴨撃ちハンターのおじさんが
2人降りてきた
なんでも今日から解禁なんだそうで

この時期はへたにカモフラージュ系の服着て浮いてるとヤバイよ(笑)
禁止されているはずの水平撃ちとかやるやつもいるらしいからね
俺はいつも救命色のオレンジ・黄色系を装着している

見える?

ここは冬場でもそこそこ反応があり、しかもサイズがいい池
昔、胎児遺棄事件があったので
「赤子捨ての池」
地元では呼ばれている(嘘)

入水直後、沢さんに良型がかかる、が、バラシ!残念!
そして俺には2回ほどバイトがあるものの・・のらねぇ
最奥部で、またしても沢さんに良型が!しかしこれもバラシ!
結果二人ともノーマネーだったが、沢さんはいたく気に入った模様

それから、次はどぼじよう・・・と思ったら
沢さんがホームにしている、とある川のエントリー場所を
レクチャーしてくれるとのこと

行ってみると、
突如浮きたくなり、スタンバイ!
とにかく夢中で飛び込むとなにやら
変な臭い・・

なんと上流から
軽油かガソリンかが大量に流れてくるではないか!

良く見ると水面には
油膜が張っている
これでは釣れないでしょ!
それでもいちお、次回のためにポイント確認
しかし、臭すぎる!頭がくらくらしてきた
気分転換にタバコを吸おうとしたが
もしや引火したら
火の海なので思い直した

浮輪とタックルは妙にテカテカしており、
てんぷら状態である
browningもPresidentUもテカテカ油屋さんである
今ならローション浮輪プレイもできる勢い

なんとか脱出したところには沢崎さんのお友達が来ていた
この人はM原在住で房総野池にはかなり詳しい
それから最後の目的地に向かう前に
とにかくこの
油を流すために近所の池に

ここでは3人で浮くことに

お友達もやはりZEAL一色 沢さんのはスーパー浮輪じゃないけどね

ここも実は冬の実績あったんだけどね
案の定反応は無いのでタックルを洗ったら
すぐに上陸、次の池に向かう

このころから雨がぽつぽつ降ってきた
狙い通り!(笑)

と、現地に着く頃にはすでに薄暗くなりつつあり
ピンポイントの短時間勝負
3人それぞれの方向に散り最後の悪あがき

と、俺がポイントに着く前に、沢崎さんのほうから
なにやら奇声が聞こえてきた・・
どうやらええサイズが上がったようだ
良かった良かった、
案内成功!

沢さんのバスは背骨曲がり 近親相姦の成れの果て?


俺も最後は釣らせてもらう!と
鼻息バフバフである

で、狙ったポイントにしつこく通すけど・・
ちょびっとバイトあったけど乗らない
恐らく狙っているサイズではない

ほぼ真っ暗闇になり、彼らも上陸したようだ
俺はこれが最後の1投!と投げたルアーが
どうやらブッシュに引っ掛かり、そこで釣りを
断念

ルアーを回収して戻ろうとしたところ、
スプールにラインがモジャってたので
遠めにキャストして巻きなおそうとした・・・

なんと、
ぐぐーっっと持って行くではないですか!
あくまで声を出さずに・・
こっそりランディング

知らん顔して上陸ポイントに戻ると沢さんが

「もうちょっと浮いててもいいですよ!」

とか言ってくるので

「いや、もういいですわ!」(鼻穴おっぴろげ

と、言いながら魚を
ば〜〜ん!と見せつける(笑)

「良かったら、写真撮ってもらえません?」

と、観光地で頼むみたいにお願いした(笑)

ルアーはザラマウスのエリマキ版 丸呑み! 42cm

最後の最後に釣らせていただきました(笑)

本日はこれにて終了

もちろん帰りの道中もお互いマシンガントークの応酬(笑)
横浜まで迎えに来るのも思ったほど大変じゃなかった
(と、言ってくれた しめしめ・・)
ので、また行きましょう!ということで今回はこれまで!


そろそろ、冬のつりになりそやね・・・楽しみ!








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