2004/06/12

夏のソノタ


入梅した週末、帰るあてのない俺は
懲りずに房総に行こうと思っていた

で、こないだから調子良く釣っているissanを誘って
その釣り運をちょっとでも吸い取ってやろうという
魂胆ではある

しかし前日になって、会社の後輩が
「俺もバス釣りに連れてってもらえませんか？」
といいやがるので、ま、それもよきかな・・
と、行く気になってたissanに断りのメールを飛ばす
で、今回はそいつの車でゆったり釣行の予定だった

しかし、当日になり、台風が迫ってきている現状に
俺はひそかに嬉々とし、後輩はひそかに引いていた模様
「やっぱ、やめときます」
つわけで、やはりもう一度issanに声をかけてみる

散々振り回したが、やはりissanと行くことにした
issanに対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいではある(笑)

というわけで、またしてもはるか横浜まで
パンダに迎えに来てもらう
俺ってつくづくわがまま大魔王である(笑)

で、今回はアクアではなく経費節減のため
湾岸で行くことにする
これまたお約束で俺の適当ナビ(笑)
で、話に夢中になってるうちに気が付くと
なぜか成田方面に向かっていた(爆)
四街道で気が付いて
「ダイチョプダイチョプ、コレ、チカミチアルヨ」
と、日本語上手なリーさんでした
この時点でちょっとだけいっさんの信用を失くしたようだ(笑)

池の直前でも３年ぶりに来るので池に入る道が
良くわからずにうろうろしたが
現地には予定通りほどよい時間帯に到着
ここは昔、死体が上がった野池

いっさんのキャップ姿はじめて見た

以前はあまり人気のなかった池なのに
マズメから車が２台
一人は浮輪でトップ、もう一組は風呂みたいなボートでやんす

この日のために新調したゴア

本日のタックル

水のほうは案の定カフェオレ（生乳使用）である

せっかくいい時間帯なので取り敢えず浮くことに
浮いてすぐ水温がとってもひゃこいことに気付く
今はしとしと小雨だが、その前にまとまって降ったようだ
ま、いつも釣れない俺にはそんなことあんまし関係ない
しかし、反応はいつにも増して悪そう・・(泣)
つわけで、しばらく叩いてると、不意に反応が！
アワセてみるとなかなかに元気よくグイグイ引く
これはいつものメザシサイズよりいいようだ

久しぶりのまともな魚だから２枚いっとくかね

測ったら３９となかなかのナイスバディ
結構分厚かったからちょっとうれしいよ

ここではスーパーフローターのおにいさんが
４５くらいのを手元でばらすのを目撃
この水にしては反応は良いほうだったかな
といっても釣れたのはこれ一本だけ

で、いっさんのほうは・・・
ぐるぐる見て回ったけど姿が見えない
もしかして、あんまし反応がないのであがったかな？
車に戻るといっさんはジュリーのように
帽子を深くかぶって寝てた
どうやら俺が見えなかったので
諦めてとっくに上がったと思い、
「リーが子猫のようにさみしがってるといけないから」
と心配して上がってしまったのだそうだ(笑)
サンヒョクのように優しいひとだ

いっさんのタックル　なんか似てるね

じゃ、次々！というわけでまた南下していく
次は昔お気に入りだった、台風後でも景気のいい池
ちょいと歩くんだけど、ちこくて人が来ない
で、「すぐそこだから」といっさんを騙して(笑)移動
何度も道を間違えながらなんとか到着

確かにあんた世界一だよ

案の定水の色はカフェプレッソであるが
ちっとは反応あるだろうと、入水

魚の画像が無いのでこんなんで

どうせ反応薄いだろうと思ったら
入水早々俺の自作羽物に元気なバイト

いや、ちょうど釣れちゃったよ

今日の俺は一味違うかも？(笑)
魚はちっこいけどうれしいね、いっさん！
いっさんも自分のことのように喜んでくれた
ありがとう、サンヒョク！

それから、水の色がちょっとでもましな池は
ないものかと思案して、やはりあそこしかない
と、目指すは通称しょうゆ池
思ったとおり、水はいつもとあまり変わらない色だ

このころから台風なんてどこふく風で
すっかり晴天になってきた
晴天のなか、涼しい風を受けて気持ちよく釣りをする
釣れたらもっと気持ちいいのに・・・(泣)

ここではいっさんが２本くらい釣ったようだ
俺は気持ちよくワンバイトで終了

ここからまた移動するのも面倒なので
最後に近くの池で浮いて本日の行程を終了することに

世界人類が皆幸せになりますように・・・

いつもの１級ポイントでは無反応
ワンドで出た

DANCERにて

30ないくらいだけど、まぁ嬉しい
というわけで、ここも終了

帰りにoverthemoon工房で冷たいものをごちになる
最近すっかり房総巡りのチェックポイントになってるなぁ(笑)

つわけで、いっさんも書いてる通り
釣れたような釣れなかったような・・・
いや、俺にしては釣れたほうだよ、いっさん

いっさんは早く帰って「冬のソナタ」を見るのだとか
いっさんにとって、釣りはあくまで冬ソナ見るまでの
時間つぶしなんだな(笑)

というわけで、いっさんの釣り運をちょっとだけ
いただいたような、そんな釣行であった