「房総野池」 2000/08

8月27日
昨日から伊香保温泉へ社員旅行だった。その日は入浴、宴会後就寝。
翌朝9時には解散。ウチには12時ごろついた。
シャワーを浴び、部屋の掃除でも・・・・と思ったが、あまりの荒れように
やる気無くしてちょいお出かけ。目指すは房総未知の野池。

地図でめぼしいところを確認して気ままに2時ごろ出発。


途中、渓さんが使ってる掃除機式の空気入れを購入。静かなヤツ。
電動ポンプはうるさくてあまり好きではなかったが、こいつはわりと静かなので良い。
入水前に汗だくにならなくて済む。

ただしそのままでは口が合わないのでビニールパイプでつなぐ。


4:00現着

最初の池は以前ちょっと気になった超しょぼい池。一周30分くらい。
ウェーダーに着替えてると地元の農家のおばぁちゃんに話しかけられる。
ちょっと俺のストライクゾーンから外れている。(笑)
状況を聞くと、かなりまえに水抜きしたが、魚が復活してるとのこと。
ウェーダー姿の俺を見て「網しかけてんのか?」という問いがあった。
だから魚が居るというのは鯉のことかもしれない。(笑)
しか〜し美味しそうな立ち木、ブッシュ、倒木、なにやってもダメ!無反応。
ここはいない!と決めつけて30分後に移動する。
ウェーダー脱ぐのも面倒なのでそのままシートにバスタオルを敷いて運転。

次はこれまた以前から気になっていたしょぼ池。一周一時間ってとこか?
ここは確実にいるはず。時間は丁度5時。一周するにはちょっと時間が
あまるが、ま、ゆっくりじっくりやりましょう。単独釣行は自分のきままなペースで打てるのでよいね。
セミが夏の終わりを感じてるのか、ひときわ力強く鳴いている。今年の夏は
特に暑い。入水して水のぬるさ(暖かさ)にちょっと不快感を覚えたが、
しばらく漕ぐとすこし冷たくなってきた。
今の時期はこの時間からがいい。涼しいから。午後発のゆったり釣行もいいもんだ。

倒木の奥の暗がりにW-Waveがうまく入った。我ながらナイス!
ここは間違いなく出るぞ!と思いながら、余裕かましてタバコに火をつける。
なんかの待合室で吸い放題のタバコをふかす心境か?(笑)
かなりもったいぶったあと“チョン”

“ガボォォッ”

じらしにじらされて我慢汁出てたんだろう。
ちょっと動かしただけですぐイってしまった。(笑)
力強い引き&テイルウォーク。なかなかの芸達者だ。飛ぶ飛ぶ!元気良いぜ!
ってなわけでゲットしたのは30ちょいくらいの若者。

それから最近手に入れたKapperUを結ぶ。首フリ、スプラッシュ、ぺらぺら・・
釣れる要素満点である。と、ハングの一番奥に入れると着水と同時に
“バフッ”出ました!
あらら?乗りません・・・・でもここのバス元気がいい。
それから色々投げてみてそこそこ飽きない程度に反応があった。
倒木の奥の奥へW-Waveをぶち込む。ちょい間を置きワンアクション。
“バシュッ”


いい出方だ。珍しくリアフックに掛かっている。今度はバラさないように慎重に
立ち木の上を乗り越えランディング。30弱の元気バスだ。

それからまたしばらく流していき、菱藻の近くにある太目の倒木へ
ReggaeBASSのマグナム・ピーターポップをキャスト。
すると倒木の横の水面がモワーっと盛りあがりMPPに近づいていく。
「うわわぁ!で、でけぇ!」
と思ったら、MPPの真横で“ガボン”と派手なバイト!
“しーーーん”
ガ、ガーン!!乗らない!すんげぇデカかったのに!鯉かなァ・・・・
いやいや!鯉はあんなバイトしないぞ!バスなら間違いなく50アップだ!(ほんまかいな)
一瞬のことだったが、波立ってからバイトするまでスローモーションでも見てる気分だった。
そこで一周してしまったが、デカバスが気になりもう一周おかわり。最後にもう一度
倒木のポイントに来た。MPPを投げるが、もう何も反応しなかった。
というわけで本日は終了。
帰り道で何度もあの波立つバイトシーンを思い出した。
今度は必ず掛けてやる!

おしまい



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